どっちのドークショウ!(読書)

本とか、日常とか、あと本とかを紹介します。

子供達の未来を守る 『14歳からの哲学』

こんにちは。マロです。 本日の一冊はこちら。

 

14歳からの哲学 考えるための教科書

池田 晶子 トランスビュー 2003-03-20
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人には14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある! 今の学校教育に欠けている、14、5歳からの「考える」ための教科書。 「言葉」「自分とは何か」「死」「心」「体」「他人」「家族」「社会」 「規則」「理想と現実」「友情と愛情」「恋愛と性」「仕事と生活」 「メディアと書物」「人生」など30のテーマを取り上げる。  出版社より

 

著者紹介

 

1960年生まれ。慶応大学文学部哲学科出身。 難解で敬遠されがちな「哲学用語」を用いずに、日常の言葉で哲学を語る”哲学エッセイスト”。 2007年に死去。 これは何年か前に同じ池田晶子さんの『41歳の哲学』をブックオフで見つけて感銘受けて、その後に購入して読みました。14歳からの哲学というだけあって、本当に中学生でも読める簡単な文章、そして著者が自分に語りかけているように表現されているので、とっつきやすい。 14歳からの哲学という題名ですが、24歳でも、34歳でも、誰が読んでも為になります。 章立ては以下

14歳からの哲学[A] 考える[1] 考える[2] 考える[3] 言葉[1] 言葉[2] 自分とは誰か 死をどう考えるか 体の見方 心はどこにある 他人とは何か 14歳からの哲学[B] 家族 社会 規則 理想と現実 友情と愛情 恋愛と性 仕事と生活 品格と名誉 本物と偽物 メディアと書物 17歳からの哲学 宇宙と科学 歴史と人類 善悪[1] 善悪[2] 自由 宗教 人生の意味[1] 人生の意味[2] 存在の謎[1] 存在の謎[2] あとがき

 

”どうしてみんなと同じじゃないといけないのか” 昨今の中高生を取り巻くいじめ問題には胸が痛みます。ナイフで刺しただとか、海に突き落とすだとか。 殺人事件もしょっちゅう報道されているような気がします。

 

 

もちろん以前にもこういった事件はあったが、メディアがより大きく取り上げるようになったということはあるかもしれません。 しかし、なにもそこまでしなくても…て思いますよね。 間違いなく大きな要因のひとつとなっているであろうものが、LINEなどのSNS。 今の子達は、LINEのグループに入っていることが友達の証であり、ちょっと輪からはみ出るような行動や言動を取ると、すぐに”退出”させられて、文字通り仲間外れにされてしまうようです。

 

LINEのグループでいることが全てなんです。 これは危険ですよね。 リアルよりも、ネットの上のバーチャルな世界が重要視されているっていう、逆転現象です。

こわいのは、私たちから見れば「それはおかしい」って言えることでも、彼らの中ではそれが「あたりまえ」になってしまっているということです。

 

また、最近は小学生でスマホを持たされてる子が結構な割合でいますよね。これも危ないですよー どうやら、スマホを持ってないとLINEが出来ないから友達になれないみたいです。 わたしから言わせれば、「スマホを持ってないと友達じゃない」なんていう程度の奴とは友達になる必要ナシ! なんですがねぇ…。

 

たしかにわたしたちも新しく知り合った人に「携帯持ってないんです」って言われたら 「えっ…」てなりますけど。 でも小学生ですよ?毎日学校で会うでしょ?遊ぶ約束とか、面と向かって出来るやん! スマホいらなくね? たぶんこういう社会問題って日本特有の同調圧力とか、気を使うとかいった類の文化が生み出している問題なのでしょうが。

 

もっとアメリカンに、「おいこのイモ野郎!」みたいな感じで取っ組み合いの喧嘩をして、疲れたころに仲直り、そして友情が深まる、みたいな。その方がよっぽど健全ですよね。 大学の講義で、「便利過ぎる世の中は逆に人間を不便にさせる」という言葉がありました。 昨今のテクノロジーはどんどん進歩していっていますが、人間の心はそれに全然ついていってないように感じます。

 

子供達に考えさせる。 そのためには、わたしたち大人が日々考えつづけなければならないのではないでしょうか。

 

~持たない暮らし~ ミニマリストを目指す!『ぼくたちに、もうモノは必要ない』

こんにちは、マロです。 本日の一冊はこちら。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

佐々木 典士 ワニブックス 2015-06-12
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概略

ミニマリストである佐々木さんの『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』 通称’ぼくモノ’ とても影響を受けた本です。 近年、断捨離って流行ってますよね。 こんまり先生が世界的に著名な人物となったことは記憶に新しいと思います。 こんまり先生の本はどちらかというとモノを”減らす技術”にフォーカスされて書いていると 思うのですが、このぼくモノは、モノを減らしたら豊かになるという”生き方そのもの”について より重点を置いて書かれています。

 

そもそも、なぜモノが増えるのか

 

そもそも、なぜモノが増えるのか。 それは飽きるから。 当たり前のように感じますが、それが分かっていても、つい増えちゃいますよね 私の場合やはり洋服が多いです。かなり吟味して買っているつもりなんですが、どうしても着なくなる 服が出てきて、そのままタンスに眠ったまま。。。

ミニマリストになる”ことが目的ではない

 

著者が一貫して訴えているのは、”減らす”ことが目的ではなく、”モノと向き合って、本当に大切なモノ とだけ付き合っていく”ということです。

それをとことん突き詰めていけば、結果的にモノが減り、生活がシンプルになって、 心も豊かになっていくよ、というお話です。 私はこれを読んで、結構価値観を揺さぶられましたねー。 やっぱり、シンプルって大事。 著者の教えに従って、以前よりもだいぶとお部屋がミニマルになりました。

まだまだ不要なものもたくさんありますが。(やろうとは思っているんです…。やろうとは…)

 

一緒にミニマリスト、目指してみるのもありですよ?

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

佐々木 典士 ワニブックス 2015-06-12
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マロですよ!はじめまして!

はじめまして、マロです!

そこそこ本を読むのが好きな20代です。奈良県民です。鹿がはびこってます。

このブログでは本や漫画の紹介記事をメインで書いていこうと思います。

基本的に難しいこととか、鋭い洞察力とか、行間を読む力とか、一切持ち合わせていません!なので、紹介したいな〜と思った本をつらつらと書いていく、「ちょっぴり大人の書いた読書感想文」程度に思って頂ければ助かります。

ハードルをくるぶしぐらいまでぐーんと下げてから読んでください。

 

本のジャンルとしては、小説全般やビジネス書、自己啓発書、新書、漫画、雑誌、まぁ色々読みます。最近はKindleで読むことの方が多いですね。もちろん紙の本も大好きです。
速読出来たらなー。もっとたくさん読めるんでしょうけど。以前ユーキ○ンでチャレンジしました。目を速く動かすトレーニングや、母音だけを拾っていく練習等、2ヶ月間毎日、基礎から徹底的に叩き込みました。結果、全く身に付かないまま、形ばかりの修了証と4万円の燃えカスだけが残りました。泣

 

私自身についてですが、冒頭で触れた通り現在奈良県に住んでおります。快適ですよー。歴史が多くて、伝統が目と鼻の先にあるので、色んな体験が出来ます。

それでいて大阪京都にもアクセスしやすいし、空気は綺麗だし、鹿いるし。

 

高校時代には授業の一環で、東大寺の大仏様のふもとまで登らせて頂いたり、銅鏡とかを発掘調査に行ったりもしましたね〜。

大学時代は何を思ったのか哲学を勉強しました。当初はちんぷんかんぷんでした。

宇宙の始まりの前は何があったか、存在とは何か、心はどこにあるのか、社会とは何か、・私たちは映画のマトリックスのように実は培養槽に漬け込まれていて、脳に突き刺した回路から送られる電気信号によってバーチャルな体験を、さもリアルの体験であるように感じさせられているだけなのだ。という仮説に反論することはできるのか。

 

「ファッ!!!!?」

 

 

ていうことの連続でしたが、徐々に面白くなっていくんですな、これが。まず普通の暮らしでは考えようもないことをいっぱい考えましたからねー。今思えばやってて良かったと思います。

あと、音楽好きです。ライブハウスとかではしゃいじゃいます。野外フェスももちろん楽しみます。なのでアウトドアも好きですね。キャンプとかね。そろそろ真冬のキャンプに挑戦したいなーなんて考えてます。

15年ほど卓球を続けています。(←インドアなのかアウトドアなのか分からん)

 

あとはそうですね、、

一度見て顔と名前を覚えられます

納豆が好きかどうかを当てられます

ペン回しが得意です

身近な人のモノマネが得意です

ときどき二重にできます

納豆が好きです
そんな感じでしょうか。また本以外のことも紹介出来たらなーと思っております。
駄文、誤字脱字でお見苦しいかと思いますが、頑張ってなるべく更新していきます。

皆さまに少しでも楽しんで頂き、新たな本との素敵な出会いの一助となれましたら幸いでございます☆